突発性難聴
突発性難聴とは

突発性難聴は、突然、耳の片方(まれに両方)の聞こえが悪くなる疾患です。音をうまく感じ取れない難聴のうち原因がはっきりしないものの総称で、幅広い年代に起こります。前日は問題なかったにも関わらず、朝起きてテレビをつけたら音が聞こえにくい、あるいは電話の音が聞こえなくなるなど、前触れなく突然に起こることが特徴です。
突発性難聴の原因は

音を感じ取って脳に伝える役割をしている有毛細胞が、なんらかの原因で傷つき、壊れてしまうことで起こります。有毛細胞に血液を送っている血管の血流障害や、ウイルス感染が原因であると考えられていますが、まだ明らかになっていません。ストレスや過労、睡眠不足などがあると起こりやすいことが知られています。
当院の鍼灸治療について

病院の治療は、ステロイドやビタミン剤などの薬物療法です。発症から2週間頃を境に、症状が固定化、良くも悪くも変化しない状態になる傾向があるため、できる限り早く医療機関を受診し、治療を開始することが予後に影響すると言われています。早期治療をしても改善しないケースもあります。
突発性難聴に対する鍼灸治療は、耳周辺、頚部の筋緊張の改善が最も重要です。特に頚部の筋緊張の改善が椎骨動脈の血流に影響し、間接的に聴力改善に関わると考えられます。また副症状として多い耳鳴り、めまい、などにも鍼灸は効果的です。
突発性難聴に対する鍼灸治療も、発症からできるだけ早く開始する方が、効果が期待できます。
当院における鍼灸治療は東洋医学の触診を行い、目的は体質を改善することによる根本治療です。薬物治療のような対処療法ではありません。
薬物治療により改善が見られない場合や症状を繰り返すような場合は鍼灸治療をお勧めいたします。